今、最も高く売れる重機はこれだ!中古重機4選

こんにちは。中古重機応援団です。

中古重機の相場はとても変動が激しいと言われています。高く売れる中古重機も、時期によって変化があります。

今需要が最も集中している中古重機はどんな種類なのかを詳しく説明しますね。

油圧ショベル(ユンボ)

油圧ショベルは、ユンボ、パワーショベル、ショベルカーなどと呼ばれることもあります。日本だけではなく、新興国などの海外でも、年間を通して非常に人気の高い重機です。

その人気の理由として、その用途の幅広さがあります。油圧ショベルは、運転席(キャビンといいます)のある本体部分と足回り、アーム部分、バゲットなどのアタッチメントで構成されています。

バゲットはかごのような形をしていて、地面を掘ったり、土砂をトラックやダンプに運んで積んだりすることができます。バゲット部分のアタッチメントは様々な形があり、付け替えることで、木をつかんだり、建物を壊したりすることもできます。

国内では、通常時では、建物の解体工事や建設工事などの現場で使用されることが多いです。非常時には、地震や土砂災害、津波、台風などの災害の復興などで活躍しています。海外では、主に新興国を中心として、これから国が発展していこうとする開発事業が盛んな国で高い需要があります。

油圧ショベルの中でも解体工事に特化して働くものは解体機と呼ばれ、通常の油圧ショベルは足元を掘削するためにアームが内側に曲がるように設計されていますが、解体機と呼ばれる油圧ショベルは高いところにアームが届くように直線に近い形をしています。

油圧ショベルは市場に流通する数が圧倒的に多く、買取の需要も多いですが、売りたいという人も多いので、車体の状態(モデル、年式、稼働時間など)や、どのような用途で使う油圧ショベルなのか(アタッチメントの種類など)で価格が変わってきます。

グレーダー

グレーダーは、モーターグレーダーとも呼ばれます。用途は道路の舗装や雪の除雪などがあります。意外に思うかも知れませんが、海外で非常に人気の高い中古重機となっています。

グレーダーの仕組みについては以前記事を書きました。

グレーダーとは

日本人の性質として、中古重機の扱いがとても丁寧で、年次点検をしっかり行っており、グレーダーの車体の状態が非常に良いことが海外から高く評価されています。

日本のグレーダー市場は、古いものを修理して、再販するのが一般的です。その為、メーカーによるモデルチェンジもめったにありません。その理由として、グレーダーが非常に高価な重機であるため(新車価格で一千万円を超える)だと思われます。

モーターグレーダーは、年式が50年とか100年とか驚きの古さのものが今でも使われています。グレーダーは、他の重機と違って、舗装や除雪と用途が限定されているので、本体の損傷が少なく、消耗する部分がブレード部分に集中しているため、修理が比較的簡単だということが言えます。

もし、モーターグレーダーをお持ちなら、複数の買取業者に査定をしてもらって高く売りましょう。

ホイールローダー

ホイールローダーは、ゴムタイヤで走行するトラクターショベルの一種です。土砂をすくって持ち上げる作業が得意です。土砂をすくって、ダンプトラックなどに積み込んだり、重くて大きいものを運ぶときに使います。工事現場や砕石現場で活躍するほか、除雪作業や農業、林業、畜産現場など幅広い現場で使われています。

ホイールローダーはバゲット部分のアタッチメントをブレードに変えれば、除雪作業が行えます。フォークに変えると、畜産現場で運搬作業などが行えます。ブラシ状のアタッチメントをつけて現場の清掃も行うことができます。ホイールローダーは、ナンバープレートをつければ公道走行が可能です。

このように、ホイールローダーも油圧ショベルのように使用範囲が幅広いため、中古重機市場でとても人気があります。

ブルドーザ-

ブルドーザ-は、土砂の掻き起こし、運搬、ならしなどを行う整地用の重機です。土木・建設現場をはじめ、林業や農業、造園業など幅広い現場で活躍しています。ブルドーザ-のアタッチメント(ブレード、排土板)部分には様々な種類があります。

使用する地面によって乾地ブルドーザ-、湿地ブルドーザ-などに分かれます。使用用途によって買取の値段も大きく変わってきます。特に足回り(クローラー部分)の状態が査定に大きく影響してきます。

ブルドーザ-は主に整地に使われる重機であるため、災害復興や海外の新興国などの土地開発などで需要が多いです。どちらかというと国内よりも、海外でのニーズが高い重機と言えるでしょう。

 

中古重機の買取業界については、こちらの記事で書きましたので、参考にしてください。

中古重機の買取業者や買取事情について

世界に5台しかない 水陸両用ブルドーザ-

こんにちは。中古重機応援団です。

みなさん水陸両用ブルドーザ-をご存じでしょうか?

水陸両用ブルドーザ-は、世界にたったの5機しか存在しない貴重な重機です。

水陸両用ブルドーザ-(通称:スイブル)は、水の上でも陸の上でも使用が可能です。通常のブルドーザ-と同様に掘る、運搬するという作業ができる他、水中に潜ることができます。船では乗り上げてしまうような浅瀬でも活躍します。

水陸両用ブルドーザ-D155W-1型は、コマツ製作所が1993年に需要の低迷を理由に生産中止して以来、国内に5機残るのみです。現存の5機はすべて、青木あすなろ建設という会社が所有していて、今でも現役で活躍しています。

水陸両用ブルドーザ-は1968年、富山県の富山大橋の橋脚沈下に対する応急災害工事のために、当時の建設省の指導の下にコマツ製作所が開発したD125-18B型が最初のモデルです。

水陸両用ブルドーザ-は、川底の岩盤掘削や、ヘドロ等の堆積物除去を目的に開発されました。エンジンとラジエーターは水密シールで密閉し、その上部に1本の長いダクト(煙突)が伸びています。ダクトで吸気と排気を行う仕組みになっており、そこには無線アンテナもセットされています。

初期のモデルは水深3mまでしか潜れませんでしたが、D155W-1型は、水深7mまで可能です。足回りはクローラー式で通常のブルドーザ-と違うところは、スプロケットが水密シールで密閉されていることです。

ブレードには水中で土砂が流れてしまわないようにエプロンがついています。操作は無線で遠隔操作で行います。ダクトは橋の下も通れるように、折り曲げ式となっています。

2013年に、東日本大震災の被災地復興支援のために、コマツ製作所は、老朽化した1機の全パーツをオーバーホールして復活させました。大津波で倒壊した港や橋を補修するまでの工程は、絵本「のっぽのスイブル155」でも紹介されています。

中古重機の買取業者や買取事情について

こんにちは。中古重機応援団です。

重機は土木作業現場や建設現場、解体現場などで活躍する特殊な車両です。重機には専門の重機メーカーが存在するように、中古重機の世界も、中古重機専門の買取業者が存在します。

国内の中古重機の買取を行う買取業者は、大きく分けて4つに分類されます。

1.買取した中古重機を国内で販売する買取業者

2.買取した中古重機を海外に輸出する買取業者

3.買取した中古重機を国内・海外の両方で販売する買取業者

4.重機の新車販売時に中古重機を下取りする新車ディーラー

そして、この記事を読んでくださっている方は、中古重機を高く売りたいとお考えの方だと思いますので、今回は、1、2、3の買取した中古重機を国内と海外で販売する業者について書きます。

日本国内で取引されている中古重機の再販先ですが、国内で再販するのは売買全体の内3~4割程度で、残りの6~7割は、海外に輸出されています。

国内と海外では、中古重機に対するニーズが違います。その為中古重機の買取価格も、買取業者によって若干ばらつきがあります。

1.国内再販業者

国内では、年式が新しく稼働時間が短い、人気の高い建機メーカーで、その時代の時流に合った中古重機は評価が高くなる傾向にあります。

その他、車体に目立った傷などがなく、見た目が綺麗であることはもちろん、きちんと整備・点検されていてエンジンなどの機械内部の状態が良く、購入後にすぐに使える状態のものが求められます。

アタッチメントの消耗具合や、取り付け部分の装着具合、労働安全衛生や、排ガス規制に適合しているかなども重要な判断のひとつになります。

日本の再販業者の場合、買い取った中古重機に修理が必要になってくると、工場の地代や人件費など経費がかかってしまい、利益を圧迫してしまいます。そのためあまりにも修理が必要な中古重機の場合は、買取価格が低くなる可能性があります。

日本の再販業者に買い取ってもらう場合は、日々の整備や清掃をきちんと行い、いらなくなった中古重機は、価値が残っているうちに早めに売ってしまうことが大切です。

2.海外輸出業者

日本の中古重機は、車検や整備でしっかりメンテナンスを行っていて、耐久性に優れていますので、たとえ壊れても修理して使うことが出来ます。

海外の場合、輸出先の国によって求められる中古重機が違うため、買取業者によって、中古重機の種類によって買取価格は変わってきます。

海外輸出業者は、海外の取引先への直接販売ルートを持っていて、中間業者を省くことで、高い利益を出すことができます。

それぞれの業者によって、得意な地域、得意な重機というものがあります。他には、政治や経済などの時流により、求められる中古重機も変化します。

東南アジアなどの新興国

日本では見向きもされない、値段がつかないくらい古い中古重機が、海外では人気が出ることがあります。

東南アジアなどの新興国では人件費が安いので、仮に中古重機に不具合があったとしても、現地の工場で修理しながら使います。新車を購入するより、古い中古重機の方が安いならば、ニーズがあります。

古い中古重機が求められる地域では、たとえ安くても最新の重機は売れません。なぜなら、最新式のものはコンピューターなどで制御されていて、現地では技術がなくて修理できないからです。

アメリカやカナダ

アメリカでは新車重機の輸入にかかる関税が高いため、性能のよい日本の中古重機に対するニーズがあります。

古い中古重機をお持ちで、国内再販業者に買い取ってもらえなかった方は、一度輸出部門のある中古重機買取業者を当ってみるのもいいかも知れません。

ここまで簡単にご説明しましたが、この記事を書くときに、売るトラくんというサイトがとても参考になりました。

他にも詳しい情報が知りたい方は、(売るトラくん)というサイトを覗いてみてくださいね。

グレーダーとは

こんにちは。中古重機応援団です。

グレーダーとは

グレーダーとは、道路を舗装したりする重機の一種です。

自走式のものは、モーターグレーダーと呼ばれることがあります。モーターグレーダーは、アスファルト舗装の基礎部分を作ります。

除雪する用途で使用される車は、除雪グレーダーと呼ばれることがあります。

グレーダーを製造している国内メーカーは<コマツ>です。
アメリカの<キャタピラー社>も製造しています。

写真では分かりにくいかも知れませんが、前輪部分が前に突き出していて、中央部分にブレードが取り付けられています。

ブレード部分は雪や土をどけたり、平らにする働きをします。斜めに取り付けられていたり、ブレードがスライドする車もあります。

除雪の場合は、ブレードの他にスノープラウ(ブレードの一種)が取り付けられている時もあります。

モーターグレーダーの本体部分は操作キャビンと後輪4本で構成されています。操作キャビンには9本のレバーがあり、ブレードの角度が調節できるようになっています。

グレーダーの部位名称

ブレード

モーターグレーダーの本体と前輪部分の間にある細長い長方形の形をしたもの。土や雪を平らにしたり、土や雪を移動させたりする目的で使用します。

リッパー

巨大な爪の形をした部分。別名<掘り起こし用バスケット>とも言います。油圧ショベルのアームの先端に取り付けて地面や岩を砕くために使われます。

スカリファイヤー

かたい地面や凍っている表面を砕く目的で使用します。刃がついているユニットを高速回転させ、地面に衝突させて剥離させます。

グレーダー操縦に必要な資格

モーターグレーダーで作業するには、労働安全衛生法により定められています。<車両系建設機械運転者(整地・運搬・積込・掘削用)>という国家資格が必要です。

公道を運転するには、<大型特殊免許>が必要です。

ラフタークレーンとは

こんにちは。中古重機応援団です。

ラフタークレーンとは

ラフタークレーンとは、正式名をラフテレーンクレーン (rough terrain crane) といいます。

ラフタークレーンとは、元々は、建機メーカーの<加藤製作所>の商品名ですが、他社メーカーのホイールクレーン(吊り上げ荷重0.5トン以上の移動式クレーンのこと)もラフタークレーンと呼ぶことがあります。

ラフタークレーンは、ひとつのエンジンで走行・旋回・吊り上げなど一連の動作を行います。運転席とクレーン操縦席は一体型となっていて、ほとんどの車両は一人乗りです。

四輪駆動・四輪操舵で、タイヤは大きく、油圧式です。公道は走れますが、ほとんどのメーカーで最高速度50km/hと、速度はあまり早くは走れません。

 

ラフターとクレーンの違い

ラフタークレーンとトラッククレーンの違いは、運転席がクレーン操縦席と分離しているかどうかです。

ラフタークレーンの場合は、運転席とクレーン操縦席が一体型なのに対して、トラッククレーンの場合は、自動車の運転席とクレーンの操縦席は別々に分かれています。

 

ラフタークレーンの部位名称

ブーム

ブームとは、クレーンの長い竿の部分の名称です。油圧シリンダーで伸縮するタイプと、接続部分が伸縮するタイプがあります。

ラフタークレーンの場合は、ジブと記載されることが多いです。

サーチャフック

サーチャフックとは、ブーム(クレーンの竿の部分)の先端についている、物を引っ掛けることができる部分です。(上記のインスタグラムの写真では先端の赤い部分を指します。)

ジブ

クレーンの長い竿(ブーム)の折れ曲がった先の部分。竿の延長部分のことを指す。(上記のインスタグラムの写真では折りたたまれて手前に見えている部分)ジブの部分も含めてブームと記載されることもある。

アウトリガー(outrigger)

車体本体を支えるための左右に張り出した脚。安定をよくするための装置です。油圧シリンダーによって伸縮します。

 

ラフタークレーン操縦に必要な資格

つり上げ荷重5トン以上は、<移動式クレーン運転士>の免許が必要です。

つり上げ荷重1トン以上5トン未満は、<小型移動式クレーン運転技能講習>の修了が必要です。

つり上げ荷重0.5トン以上1トン未満は、<小型移動式クレーンの運転の業務にかかわる特別教育>の修了が必要です。

そのうえに、公道を走行するには、<大型特殊自動車運転免許>が必要となります。

パッカー車とは

こんにちは。中古重機応援団です。

トラックのグレードでパッカー車という表記があるのを見かけたことがある方もいらっしゃるかも知れません。

 

パッカー車とは?

パッカー車とはいったいどんな車なんでしょうか?

パッカー車とは、ごみやリサイクル品の収集車のことで、荷台の後ろに、ゴミを集積できるようになっています。自動でゴミを車の荷箱に押し込み、圧縮できるようになっています。

名前の由来は、英語のpack(詰め込む)からだとされています。パッカー車は、塵芥車、塵芥収集車とも呼ばれます。

 

パッカー車の圧縮方法

パッカー車の圧縮方法は3種類あります。

1.プレス式(圧縮板式)
2.回転板式(巻き込み式)
3.ロータリー式(荷箱回転式)

 

プレス式(圧縮板式)

プレス式(圧縮板式)は、家庭ごみ以外にも、家電、家具などの大きなゴミにも対応可能な車です。

投入口の手前で、圧縮板を使ってゴミを粉砕します。その後、押し込み板を使ってゴミを圧縮し、荷箱へ詰めます。

圧縮板はとても強力で、家具などの大きな固いゴミも簡単に粉砕することができます。

圧縮後さらに、排出板でも圧縮するので、大量のごみを集積することができます。

 

回転板式(巻き込み式)

回転板式(巻き込み式)は、家庭ゴミや剪定ゴミなどの比較的柔らかいゴミの収集に向いています。

回転板でゴミをかき上げ、押し込み板で荷箱に押し込みますので、圧縮する力はそれほど強くありません。粗大ゴミのような、固いゴミには向いていません。

 

ロータリー式(荷箱回転式)

ロータリー式(荷箱回転式)は、円柱型のドラムを回転させながらゴミを回収します。圧縮板のように巻き込まれる危険性がありません。

しかし、圧縮する機能が無いため、たくさんのゴミを積むことができません。

 

ゴミを排出する方法

回収したゴミを排出する方法は2種類あります。

1.押し出し式
2.ダンプ式

 

押し出し式

押し出し式は、パッカー車の内部にある排出板を使ってゴミを荷箱から外へ押し出します。

 

ダンプ式

ダンプ式は、パッカー車の荷箱の車体を傾けて(ダンプアップさせて)ゴミを外に出します。

プレス式のように排出板で中から押し出すわけではないので、細かいゴミは内部に残りやすいです。

 

パッカー車の運転免許

パッカー車を運転するのに必要な免許は、パッカー車の重量によって異なります。

2017年3月11日以前に取得した<普通自動車運転免許>は、車種が2トン車で、車両総重量5トン未満、積載量3トン未満の車を運転できます。

2017年3月12日以降に取得した<普通自動車運転免許>では、2トン車は運転できないので、3トン車までを運転できる<準中型自動車運転免許>を取得する必要があります。

車両総重量5トン以上11トン未満の場合は、<中型自動車運転免許>が必要です。

車両総重量11トン以上の場合は、<大型自動車運転免許>が必要です。